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『一瞬でいい』 唯川 恵

また借り物の本を読みました。

唯川恵さんの 『一瞬でいい』上下巻


~感想~

私はまだ友人を亡くしたという経験はなく、さらにそれが自分のせいで、

ということなんて想像もつかない。

でも実際自分がそういう経験をするとこの登場人物たちのように

自分をせめて、もがいてあがいて一生過ごしていくのか、と考えてみたが

やっぱり非現実的でよくわからない。


未経験なだけに、『罪を背負って生きていく』ということが

自己満足じゃないの?なんてナナメから見てしまう。



登場人物たちもそれぞれ自分のせいだ、と思い

その思いがあるからこそ繋がっている。

繋がっていたいからこそ自分をせめている、ように思ってしまう。


そして再会からはみんな惹かれ合っていくのは

青春時代が不完全燃焼だったせいなのか。

今まだ20代の私にはそこまで燃え上がれないように思う。


50歳になった時、また読んでみると

違った感想になるのかもしれない。



~あらすじ~

軽井沢に住む稀世と英次、軽井沢の別荘に夏になるとやってくる
創介と未来子はお互いに住む世界は違えど夏の間一緒に過ごす幼馴染だ。
それぞれに高校卒業を前に4人で浅間山に登る計画をたてる。

少し遅めの季節の登山で事件は起きた。創介が滑落し、脚を折ってしまった。
助けを呼ぶために英次は一人山を下る。しかし英次は戻らなかった。
翌日雪に覆われ冷たくなった英次の遺体が発見された。

自分が無理をした不注意で助けを呼びに行かせ、そのせいで英次は死んだと
自分をせめる創介、自分の予定に合わせたため時期が遅くなり、
雪で脚を滑らせたせいだという未来子、助けを呼びに行く時
急かしたせいで滑落したのだと悔やむ稀世、
それぞれが自分を責め、別々の道を歩き出す。

創介は高校卒業後、家を出て各地で肉体労働やいろいろな仕事をして
東京へ戻ってきた。一生家に帰ることはないと思っていた時に
弟の慎也から連絡があり、父の会社が倒産寸前だと知らされる。
慎也の力ではもうどうしようもない、戻ってきてほしいと頼まれ
悩んだ挙句創介は父の会社を立て直すために父の会社を継いだ。

未来子の姉は精神を病んでいた。そんな姉の代わりをするかのように
母の前ではいい子で居続けていた未来子だがふと涙がこぼれた。
そして兄に言われ、一度母と距離を置くためリヨンへ留学する。
フランスの化粧品メーカーで働き、日本進出とともに帰ってきた
未来子の前に、リヨンで暮らしていた時の恋人、広瀬が現れ、
二人は再び恋に落ち、結婚し、子供に恵まれた。
しかし、すれ違いの果てに二人は離婚を決意する。

稀世は父がいない。生まれた時から父は存在しなかった。
そんな家庭で育ったからか、自立したいと思うようになった。
そして看護婦になり、看護婦は自分にとって天職だと思っていた矢先
仕事中に怪我を負い、看護婦を辞めざるをえなくなった。
そんな時に柏原という医師からプロポーズされ結婚を決める。
だが、柏原の母から結婚は白紙に戻して欲しいと言われ
自分の気持を見つめなおした結果、柏原に別れを告げた。
そしてひょんなことから、元患者の母親のスナックを手伝うことになった。
そんなある日、母親の不倫騒ぎがあり、軽井沢を出ることになった。
それから銀座でのホステス生活が始まり、緒沢という男の力添えもあり、
自分の店を開くことができた。

再び巡りあった未来子と創介は結婚することになった。
そんなある日創介が緒沢の紹介で訪れた店で稀世に再会する。
そこで未来子と結婚すると言えないまま、稀世に会いに行く
創介だが、稀世にもう会わないほうがいいと言われ
二度と会わないと店を去る。

創介と未来子の結婚生活が始まったが創介の身体に異変が起こった。
重度のガン、余命はもって一年。創介の心は決まった。
延命治療はしない。そんな創介のために未来子は稀世に会いに行き
創介にあってほしいと話す。

そこから未来子が仕事でいない時間は稀世が創介を見舞い
稀世は緒沢からの誘いを断ってでも創介との時間を選んだ。
そして創介が一つだけ願いを告げた。

「浅間山に登りたい・・・」

未来子は、自分は家で創介の帰りを待つ、だから稀世に一緒に
登ってきてほしいと頼む。そしてガイドを頼み、二人で英次の眠る
浅間山へ登った。

それから数ヶ月、創介は安らかに英次の元へと旅立った。

「今頃二人で、何を話してるんだろう・・・」


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genre : 小説・文学

読書

「一瞬でいい」・・・私も最近、読みました。
若い時に経験した事件を、50歳過ぎてもずっと引きずっている・・・というのは、私もこの年になってみて、とてもよくわかります。
若いころの過ちを、今になっても忘れられなく、苦い思い出として、今も心の奥に鮮明に覚えているものですね。
案外、いいことは割りと忘れてしまっていて、悪い思い出は、今でも後悔とともに、「あの時、ああすればよかった」とか反省の念を持ち続けて、忘れられないものなんですね。
この歳になって思うことは、「若い時は先の心配をせず、後悔しないように、思ったことをやってみる!」ということです。
それがうまくいってもいかなくても、後悔しないために思ったことをやってみる・・・ということです。

読書

後悔しないように生きる
簡単そうで一番難しいことなのかもしれないですね。
今は自分の好きなように生きてるけど
歳をとったときに
「もっとちゃんと貯金しとけばよかった・・・」
とか後悔するかも(笑)
でも、それは先にならないとわからない話・・・
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